ストロベリー・ムーン?

ストロベリームーンが話題ですが、これ、 夏至に一番近い満月のこと。毎年ある暦のひとつなので、変わった現象が見られる天文現象ではなく、ストロベリーのような赤に染まるわけでもありません。

ストロベリームーンは夏至に一番近い満月であり、月の高度が一年で一番低くなります。すると赤い波長ほど遠くまで届くため、距離が遠くなるほどに赤く見える。夕焼けと同じ原理で赤らんで見える時間が通常よりも長いようですが、至って普通の月です。

 

「ストロベリームーン」の名前の由来はアメリカ先住民・アルゴンキン族が夏の最初の満月をこう呼んだからとされています。この満月の頃が野イチゴの収穫の時期に当たったために名付けられています。

少なくとも赤く見えるからストロベリー・ムーンではありません。日本の中秋の名月・十五夜と同じく人間の都合でつけられた名前なので、とくに何か違いがあるわけではないんですね。

 

6月の満月は地域によってさまざまな呼び方があり、サンダームーン、ハニームーン、ミードムーン、フルローズムーンと呼ぶ地域もあるようです。初夏の雷雨が多くなる時期だけに、サンダームーンは分かりやすいですね。

ただ、夏の最初の満月の捉え方次第では7月の月の名前として用いるケースもあるようなので、地域や時代によってゆらぎがあるようです。

 

今年の満月の日付と名前はこんなんです。

  • 1月31日 – ウルフ・ムーン(Wolf Moon)
  • 3月31日 – ワーム・ムーン(Worm Moon)
  • 4月29日 – ピンク・ムーン(Pink Moon)
  • 5月29日 – フラワー・ムーン(Flower Moon)
  • 6月28日 – ストロベリー・ムーン(Strawberry Moon)
  • 7月27日 – バック・ムーン(Buck Moon)〔28日未明に皆既月食〕
  • 8月26日 – スタージョン・ムーン(Sturgeon Moon)〔チョウザメ〕
  • 9月24日 – フルコーン・ムーン(Full Corn Moon)
  • 10月24日 – ハンターズ・ムーン(Hunter’s Moon)
  • 11月23日 – ビーバーズ・ムーン(Beaver’s Moon)
  • 12月22日 – コールド・ムーン(Cold Moon)

Strawberry Moon 2018 | Express.co.uk

月の名前から、季節が想像できるものが多いですね。

 

えーっとすいません。このネタを大きく扱ってるメディアは、アクセスを集めるための話題作りに無理やり持ち出してるようにしか思えませんわ。

どうせ観るなら来月7月28日の赤く染まる皆既月食のほうがおそらく面白いです。未明~早朝なので、なかなかきつい時間ではありますけど。

ブロッドムーン皆既月食では、なぜ月は赤く染まるのか 月食の原理と赤く見える理由 月食国立天文台今後見られる月食

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