浜松まつり2019
2019年5月3日(金)~ 5月5日(日)
市中心部会場
10:00 ~ 21:00
中田島凧揚げ会場
9:00 ~ 17:00
凧揚げ合戦
3日、4日 9時~15時
5日 12時~15時
市内屋台引き回し
3日~5日
18時30分~21時
浜松駅から凧揚げ会場へのシャトルバスはアクトシティ南側のバス乗り場から発車します。浜松駅北口を出て東に進んで信号を渡った先の細い通りです。大人280円、子供140円。
せっかく浜松を訪れたのだからさわやかにも立ち寄りたい!ということであれば、バスで浜松鴨江店に行くか、隣の高塚駅まで行って徒歩10分の店舗が便利です。駅から近いさわやかについてはこちら。
目次
浜松まつりの見どころ

写真提供:浜松・浜名湖ツーリズムビューロー
浜松まつりは毎年5月の3日から5日にかけて開催されている浜松の一大イベント。「凧祭り」とも呼ばれるように、中田島砂丘で行う凧揚げ合戦の祭りとして知られています。
2019年には174町が参加。
凧揚げ合戦初日の3日は各町が初子(ういご:長男)の誕生を祝う「初凧」を揚げます。翌4日と5日は互いの凧糸を絡ませ、擦り合いながら相手の糸を断つ「糸切り合戦」が行われます。子どもの日である5日には、子ども凧揚げも催されます。
夜には市の中心部で御殿屋台の引き回しが行われます。80台以のきらびやかな御殿屋台が夜の帳の下りた市内を引き回され、見る人の目を楽しませます。
市内・中田島砂丘(凧揚げ会場)の両会場ではミニ凧作り体験やミスコンなど、さまざまな催しが行われます。
独断で選んだおすすめの見どころ
凧揚げ(中田島砂丘)9時~15時
青空に大きな凧が映えてかっこいいのです。
御殿屋台引き回し(市中心部)18時30分~
艶やかというか綺羅びやかというか。街に映えます。
鍛冶町通りの様子は、ザザシティのライブカメラで見ることができます。
アクトでやらまいか浜松まつり
アクトシティ大ホール前のサンクンプラザで行われる催し。屋台が並び、ステージでは吹奏楽やダンスが披露されます。おすすめ。
郷土芸能・やら舞歌(中田島風紋広場)
混雑度
最近は人出が増えており2016年で173万8千人2017年には185万9千人が浜松まつりを訪れました(Webアーカイブ 一番多い時代には250万人を超えていたとのこと)。2018年は177万人。
1日平均すると50万人~60万人の人出となります。当然ながら3日間はどこも人だらけ。しかし会場がわりと分散している(分散させている)ので、一部を除けば芋の子を洗う状態にはなりません。
会場マップ
飯田公園に設置される臨時駐車場からのシャトルバスは凧揚げ会場へのみ運行しています。雨天は凧揚げが中止となるためシャトルバスも運行されません。市中心部会場も屋外行事は中止となります。
市中心部会場
17時ごろから会場となる鍛冶町通り・田町中央通り・広小路通りを中心に交通規制がかかるため、車での移動ができなくなります。
中田島会場
雨天中止。
国道1号線より南は9時から16時までの間交通規制されます。一般車両は駐車場もないので、JR浜松駅か飯田公園の無料臨時駐車場よりシャトルバスで移動します。
車いすの方は、障碍者向用タクシー乗降場を利用できます。バスを利用する際はオムニバス(低床式バス)に案内されます(詳しくはこちら)。
中継・ライブ配信
浜松周辺でサービスを行っているケーブルテレビ「ウィンディ」が凧揚げと屋台引き回しの中継が行われます。
ネットでのライブ映像の配信はされていませんが、ザザシティ浜松には御殿屋台引き回し会場向いたライブカメラが2台設置されています。
トイレ
市中心部会場

●商業施設・宿泊施設 ●公共施設 ●駐車場施設 ●公園など
詳しくは浜松まちなかトイレマップ。
中田島会場
会場マップをご覧ください。
交通規制
中田島会場周辺
9時~16時の間、国道1号線以南に規制がかかります。自家用車用の駐車場はないので、駅周辺駐車場または飯田公園臨時駐車場から中田島会場行きのシャトルバス(有料)をご利用ください。
市中心部会場周辺
御殿屋台引き回しがはじまる前の17時から21時まで交通規制がかかり、規制区域内の駐車場からの入出庫は出来なくなります。範囲がかなり広いので注意。路線バスも迂回運行になります。
アクセス
シャトルバス(たこ直:有料)
- JR浜松駅(アクトシティ展示イベントホール前)⇔ 中田島砂丘(凧揚げ会場)
- 飯田公園臨時駐車場 ⇔ 中田島砂丘(凧揚げ会場)
運行時刻:9時 ~ 14時(凧揚げ会場行)
運行間隔:随時発車
所要時間:約20分
運賃: 大人280円、子供140円
※まつり会館のイベントはバスチケット復路提示で50%引きになります
※雨天で凧揚げが中止になったら運行されません
※飯田公園臨時駐車場から浜松駅へは運行していません
市中心部会場
電車
東海道新幹線・東海道線(在来線)JR浜松駅下車
市中心部会場へは徒歩すぐ。
車
東名高速浜松IC利用:浜松駅まで約8km、臨時駐車場まで約6km
東名高速三方原スマートIC利用:浜松駅まで約7Km、臨時駐車場まで約13km
凧揚げ会場(中田島公園)
1号線以南に交通規制がかかります。
浜松駅と飯田公園臨時無料駐車場からのシャトルバスが利用できます。浜松駅の乗り場はアクトシティの展示ホール南側(浜松駅北口を出て東に進む)。
駐車場
御殿屋台引き回しの始まる前の17時より、浜松駅北側は大幅に交通規制されます。21時まで出庫ができなくなるのでご注意ください。隣駅に停めて、電車で浜松駅まで移動する手もあります。
市中心部会場
浜松駅周辺の有料駐車場をご利用ください。
臨時駐車場(無料) 飯田公園
凧揚げ会場用の臨時無料駐車場(約1,200台)が飯田公園に設置されます。
8:00-16:00(16時以降は閉鎖)
浜松市南区大塚町1876-1 (GoogleMap)
飯田公園からは凧揚げ会場への有料シャトルバスが運行されます(飯田公園から市中心部行はありません)。
16時以降は閉鎖されます。市中心部会場での観覧もされるなら、浜松駅周辺の駐車場に置いて浜松駅からのシャトルバスをご利用ください。
問い合わせ
浜松まつり組織委員会
事務局:(公財)浜松・浜名湖ツーリズムビューロー
〒430-0933
静岡県浜松市中区鍛冶町100-1
ザザシティ浜松中央館5F
TEL:053-458-0011
まつり期間中のみ:053-456-8118
浜松まつりの由来・いわれ
5月5日の端午の節句にちなんで、子供の誕生を祝う。本来は初子(はつご、ういご=長男)の誕生を祝うものだったが、現在では長男以外の誕生にも行われることが増えています。
凧揚げ合戦の大凧は、主に初節句を迎えた家庭から一面ずつ提供されます。この凧には初節供の祝う子供の名前と家紋が隅に描かれており、「初凧」(はつだこ)と呼ばれます。
凧あげ初日の3日は、各町が初子(ういご:長男)の誕生を祝う「初凧」を揚げます。
初凧は4帖 (2.6m x 2.6m) ~ 6帖 (2.9m x 2.9m) (1帖=1.3m x 1.3m)が多いようです。
初家(初子をお祝いする家)ではこんなことが
参考 『初子のお祝い』マニュアル祭すみたや 参考 浜松まつり 初子祝い子育て情報サイト ぴっぴ 参考 初子お祝いで贈るもの祭すみたや凧あげの由来は端午の節句の祝凧を贈って揚げるという風習にあるとされています。祝凧を揚げる風習は日本全国で行われていました。
明治に入り廃れかけたものの、町同士の凧合戦が行われていたようです。
明治7年頃に浜松の職人町に消防組が組織されると各町の若者同士の対抗意識が高まって町同士による凧合戦が行われるようになった。消防組単位で凧合戦に参加していたことを直接確かめる資料は見つかっていないが、消防組の影響は参加各町を組で表すことや、古くから参加している町の凧印には纏を図案化したものがあることからも伺える。
戦後に行政主導で浜松まつりが行われるようになり、観光行事の色が強くなったとされています。
浜松まつりは庶民のお祝い事である凧揚げから発生しており、寺社の祭祀とは無縁の市民のためのお祭りであったことから、拡大しやすかったのかもしれません。
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