医王山油山寺(いおうざん ゆさんじ)は真言宗智山派のお寺。目の仏さまとして知られ、秋の紅葉の名所としても有名です。
萬松山可睡斎 (曹洞宗)、医王山油山寺 (真言宗智山派)と並ぶ『遠州三山』の一つ。

本尊は薬師如来、701年行基によって開山された古刹。油が湧いていたことから油山寺と名付けられました。
正式には 医王山薬王院油山寺(いおうざんやくおういんゆさんじ) 、通称は「あぶらやま」。
本堂内に祀られている守護神軍善坊大権現は足・腰へのご利益があるとされ、高齢者ばかりでなくスポーツをする人たちも霊験にあやかろうと訪れているそうです。
医王山油山寺由来
天平勝宝元年(749年)に第46代帝孝謙天皇(後に重祚・48代)が眼病患ったさい、治癒を願って油山寺の境内の「るりの滝水」を加持祈祷。その水で眼を洗ったところ快癒したため、勅願寺に定められました。
境内には渓流あり滝ありと、霊山の趣を今も感じられます。深朱塗りの三重塔、寄進された掛川城の御殿下御門を移築した山門、三重塔、薬師如来は国指定文化財となっています。
大晦日・年始のお参り
除夜の鐘
大晦日23時30分より「除夜の鐘」を撞くことができます(整理券なしで翌1時まで)。
元旦から
1月1日より、宝生殿にて「修正会(しゅしょうえ)」
修正会(しゅしょうえ)
毎年1月に仏教寺院で行われる仏教の儀式。修正月会とも。
前年の罪や穢れを祓い、新年の平安・豊穣を祈る。一般には7日間行われる。
名物・おみやげ
境内にある休憩処一休庵の「ごりやくまんじゅう」
アクセス
袋井駅から6km以上あり最寄りのバス停も遠いため徒歩でのお参りは難しい。袋井駅よりタクシーで。
車 | 東名袋井ICから 15分 JR袋井駅から 15分 |
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駐車場 | 約100台(無料2017年現在) |
住所 | 〒437-0011 静岡県袋井市村松1 |
電話番号 | 0538-42-3633 |

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