お茶や紅茶のインフルエンザ・風邪の予防効果は微妙かも

お茶緑茶

脳梗塞のリスクを下げるなど、お茶や紅茶の効能はよく知られていますが、カテキンによる抗菌作用からインフルエンザや風邪予防にも効果があるかも、という説があります。

が、結果が一定ない上に統計的には有意でないことから、まだ仮説の段階のようです。

お茶・紅茶でのうがいの科学的根拠

官邸サイトでは「うがい」による「インフル」への効果は科学的には立証されていないとしています。

※ うがいは、一般的な風邪などを予防する効果があるといわれていますが、インフルエンザを予防する効果については科学的に証明されていません。

「科学的根拠」というのが厄介で、効果がある、効果がない両方の結果が出ることはよくあります。

こういう場合、多くのデータが集まって、それをさらに分析して、初めて科学的な根拠となります。

だからひょっとしたら効果があるかもしれません。けれど、いまのところ、あるとは言えないということです。もちろん逆に、効果があると思われていたことが、後に覆されることもあります。

それを踏まえた上で、続けてみてみます。

静岡県立大学薬学部の研究でも統計的に有意な数字は出なかったとしています。

インフルエンザや風邪などの予防によいといわれている緑茶でのうがいだが、水道水でのうがいと比べて効果が変わらないとする研究結果が、5月16日発行の米科学誌「PLoS One」(2014; 9: e96373)に発表された。報告した静岡県立大学薬学部の山田浩教授らは、高校生800人で検討した結果、”緑茶うがい”の方がインフルエンザを予防する傾向がみられたものの、統計学的に意味のある差ではなかったという。

その一方で普通の水でのうがいでもインフルエンザの予防に効果があるとする研究もあり、お茶・紅茶だとより効果があるとするデータもあります。

“緑茶うがい”のインフル予防効果、水道水と変わらず | あなたの健康百科

 

一方でお茶が効果があるとする結果も掲載されています。

静岡県立大学 2014年12月12日

薬学部の山田浩教授(医薬品情報解析学分野)は、カテキンをはじめとする緑茶成分の抗ウイルス作用等について研究しており、伊藤園中央研究所と社会福祉法人白十字ホームとの共同研究では、カテキンを含む緑茶成分のインフルエンザ予防効果が実証されました。

古い研究ですが、紅茶に関しては効果ありとするものもあります。

平成4年10月18日から平成5年3月17日の期間、297人の同一職場域の社会人を対象に紅茶エキス(通常の飲用濃度、無糖)を用いたうがいによるインフルエンザ予防効果を調査しました。その結果、紅茶エキスでうがいをした群での感染率35.1%に対して何もしなかった群では48.8%で、統計学的にも有意な差が認められています。

抗インフルエンザウイルス作用 | お茶の健康パワー | 三井農林 お茶科学研究所

お茶の産地静岡では緑茶のうがい効果について研究がされていますが、まだ結論が出ていない、という状態のようです。

カテキンつながりで紅茶・緑茶ともに有効とする大学関係のサイトも多く、効果があるとする研究もあります。

まあ試してみてもいいかもしれない、というところでしょうか。

手洗いインフル風邪予防風邪・インフルエンザ予防法

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