浜松市、ごみ処理非常事態を宣言
2月2日、浜松市はごみの量を減らすよう呼びかける「ごみ処理非常事態」を宣言しました。
生ごみの量(容量)を減らすことのできる水切りグッズ(水切りプレス)が区役所、協働センターで無料配布されています
「ごみ処理非常事態」の理由は焼却施設の不具合。
浜松市南区の南部清掃工場のボイラーの配管にひび割れが見つかり、全ての焼却炉を停止。
3基の焼却炉のうち1基は再稼働させたものの、全て再稼働できるのは2月20日になる見通し(参考:中日新聞)。
3基すべてが再稼働するまでは焼却処理能力が足りないため、生ごみを除きできるだけ事業所や家庭に取り置いてほしいとのこと。
呼びかけの内容は以下のもの。
- ごみの総量を削減してください
- 生ごみの水分を少なくしてください
- 雑がみ等資源物の分別をしてください
- 食品ロスを削減してください
浜松市に燃えるごみの処理を依頼している湖西市も、ごみ減量のお願いを掲載しています。
参考 ごみ処理非常事態浜松市生ごみを減らすアイデア
ツールを使って計算する
千葉県柏市が、ごみを減らせる量を概算できる計算機を公開しています。
行動にチェックを入れて計算ボタンを押すと、何グラムごみを削減できたかを計算できます。
「ランチを残さず食べる」にチェックを入れても1gしか削減できないなど突っ込みどころが多いのですが、削減できる部分をチェックするのに役に立ちます。
工夫できるところが分かるようになるので、活用されてみてはいかがでしょう。
生ごみを減らすグッズ
ごみを減らす方法として効果が高いのが生ごみの水気を切ること。
区役所で配布されている水切りグッズを使って水分を減らせば重量も容量も減らすことができます。
さらに減らす方法としては排水溝のごみ受けカゴを銅製のものにするという手があります。
排水溝のごみ受けカゴにネットを入れていることが多いと思いますが、目の細かい銅製のごみ受けを使うと、ネットも不要になります。
銅は殺菌効果が強く雑菌が繁殖しなくなるため、ごみが溜まってもヌメリやにおいが抑えられます。
目の細かい銅製の排水溝ポストはネットなしでも取りこぼすことはなく、溜まったごみもわりと簡単に取り出すことができます。
排水溝の中身って触りたくないものですが、カビやぬめりがないため、あまり抵抗なく処理できます。
中身を三角コーナーなどのネットにあけて、水切りプレスでまるごと絞ればごみを減らすことができます。
値段はちょっと高いですが、漂白剤で殺菌といった手間がなくなるので興味がある方はお試しあれ。
三角コーナーも不要にしてしまうこんなアイデア商品もあります。
防水加工された自立式の紙袋を三角コーナーの代わりにしてしまおうというアイデア商品。
ごみ袋を三角コーナーとして使うことで、手入れの手間も省いてしまうというズボラアイテム。
穴が開いているので、捨てるときは袋ごと絞るだけ。
Amazonでは一番少ない40枚入りが一番コストパフォーマンスがいいという不思議な値段設定なので、購入の際はご注意を。
参考 ごみ処理非常事態浜松市
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