花粉症の傾向と対策2018年版 わが家は2月8日から花粉症発生

花粉症対策2018

2月8日。わが家に花粉症の季節が到来しました。
夕方から頭が痛くなって風邪かと思ったのですが、翌9日には水状の鼻水がタラタラ出て、花粉症だったことに気がついた次第。

今年はまだまだ寒いために、風邪だと思いこんで花粉症だとは気づいていない人もいました。

10日は雨模様で助かりましたが、これから徐々にひどくなっていくと思うと憂鬱で。

2018年の花粉症がいつまで続くか調べてみると、スギは3月頭から3月中旬まで、ヒノキが4月頭から4月下旬まで。

上の図が表しているのははピークの時期。
その前後の期間も当然ながら花粉は飛び交うわけで、スギだけでなくヒノキにもアレルギー症状がでる人は、これから二月以上を鼻水タラタラ目のショボショボと付き合うことになります。

と、ぼやいていても仕方がないので、花粉症対策をまとめました。

花粉症基礎知識

敵を知り、己を知れば百戦危うからず。というわけで、まずは花粉症の基礎知識から。

花粉症の原因

わたしたちの身体に備わる免疫系は、細菌やウイルスを退治してくれるありがたい存在ですが、特定の物質に必要以上に反応することがあります。

害があるものに反応して対抗してくれる分には構わないのですが、とくに害もない物質に対する免疫反応が起こり、身体に害になる症状が生じることがあります。
これがアレルギー性疾患です。

花粉症はスギやヒノキなどの花粉によりひき起こされるアレルギー症状です。
鼻水を出したり涙をながすのは、花粉という異物を排除しようとする免疫反応の一種と言えます。

花粉症になった人の身体は、花粉を排除すべき敵だとみなしているということですね。
一方花粉症ではない人の身体は、「そうまでして追い出すほどのもんでもないだろ」という状態。

花粉症では目のアレルギー症状「アレルギー性結膜炎」と、鼻がつまったり鼻水の出る「アレルギー性鼻炎」の二つの症状が惹き起こされます。

花粉症の症状

花粉症の症状は人によって異なりますが、大まかにいって目、鼻、肩こり、喉の痛みですよね。

  • 全身のだるさ
  • 鼻水鼻詰まり
  • 水っぽい鼻水がタラタラ出る
  • 目のかゆみ
  • 目がしょぼしょぼする
  • 目がゴロゴロする
  • くしゃみ
  • 頭痛
  • 頭が重い
  • のどが痛い
  • 肩こり

鼻水はとめどなく垂れてくるし、目はこするわけにはいかないので不快感に苛まれます。

喉の痛みは鼻がつまって口呼吸をすることが増えるのが原因の、二次的症状です。
その他にも鼻をかみすぎて鼻の周辺が痛くなったり、鼓膜がキーンとなったりといった副次的な症状のおまけつき。

鼻をかむのに高級なティッシュを使う、目薬をさすといった対処も必要になります。

花粉が多く飛ぶ日は?

花粉症・スギ花粉

花粉の飛散量は日によって異なります。
花粉が多く飛ぶ日は窓をしっかり閉める、布団や洗濯物を干さないといった対策は必須です。

天気予報サイトの花粉注意報をチェックしてしっかり対策しましょう。

花粉が多く飛ぶ日の傾向としては、

  • 天気が晴れまたは曇り
  • 最高気温が高い
  • 湿度が低い
  • 雨の翌日

といった感じ。

天気のいい日や乾燥した日に花粉が飛ぶのは当然ですが、雨の翌日も要注意日です。
雨で地面に落ちた花粉が乾燥して、風で舞い上がって飛び交うことがあるためです。

食べ物で花粉症を抑えるのは難しい?

お茶やヨーグルトなどが花粉症に効くと耳にすることがありますが、医学的な信憑性は乏しいようです。

長期間食べることで体質改善を期待できる可能性はあるようでですが、少なくとも今年の花粉症への即効性はないと考えた方がよいでしょう。

漢方薬も基本的に長期の服用で体質改善を目指すようです。

花粉症対策

耳鼻科で薬を処方してもらう

抗アレルギー薬による対症療法は、合う薬さえあれば楽になれます。
薬局・ドラッグストアでは数多くの市販薬が販売されているので手軽に手に入れられますが、重度の花粉症を患っていると効き目が今ひとつ。

耳鼻科で処方してもらった薬のほうが格段に効きます。
喉・鼻の薬といっしょに目薬も処方してもらえるので、目のかゆみに悩んでいる方も耳鼻科でOK。

体質によって効く効かないがあるので、先生に相談していろいろ試してみるのが吉。
いまは眠くならない薬も多数あるようなので、眠気が嫌でこれまで避けてきた人も一度診察を受けてみてはいかがでしょう。

(浜松アリーナの東側にある竹下耳鼻咽喉科医院では、合う薬探しに対応してもらえました)

鍼灸

意外とマイナーなのが鍼治療。
体質によるものの、原理的にはアレルギーの過敏な反応を抑えられるらしく、鼻水や頭痛に効くことがあります。

額から花の周りまで鍼を顔中に刺されるのではじめてだとびっくりしますが、試してみる価値はあります。
顔の筋肉を動かすたびに、顔に刺さった鍼の先がプランプランする感覚が味わえます。

ついでに肩や全身の凝りの治療もしてもらえば、鼻や目に効果がなくても身体は楽になります。

 

家庭で市販のお灸で試すなら、こちらを参照。目や粘膜の近くは避けてください。

日常生活の対処方

外出時

  • マスクをする
  • 花粉を払いやすい表面がつるつるの服を着る

屋内

  • 部屋をこまめに掃除する
  • 空気清浄機(エアクリーナー)を置く

空気清浄機は設置場所が重要で、花粉が入ってくるところに置くのが効果的だそうです。

家庭

  • 花粉の多い日は窓を閉める
  • 洗濯物・布団を外に干さない
  • 玄関先で服を払う
  • 部屋着に着替える

できるかぎり部屋の中に花粉を持ち込まないようにするのが肝ですね。

花粉症完治の治療(減感作療法)

花粉症はアレルギーだから薬で症状を抑えるしかないと思われがちですが、じつはアレルギーを完治できる減感作療法(アレルゲン免疫療法)という治療法があります。

アレルギーの原因となっている物質(アレルゲン)を少しずつ体に吸収させていくことで、アレルギー反応を弱めていく治療法です。

減感作療法は現状では唯一のアレルギー疾患を根治(完全に治すこと)のできる治療法とされていて、花粉症では80%以上の方は多少なりとも効果がるといわれているそうです。

減感作療法の問題は治療を開始できない時期があること、治療期間が数年にわたること、そして全員に効くとは限らないことです。

舌下免疫療法

数年前までは注射が必要な「皮下免疫療法」という治療が行われていましたが、2014年か2015年くらいから自宅でもできる治療薬が使われるようになりました。

 

  1. 舌の下に薬を垂らす
  2. 飲み込まずにそのまま待つ
  3. 指定された時間の後、飲み込む

舌下免疫療法の名の通り、舌の下で治療を行います。

自宅でもできるし簡単!と思うところですが、副作用が出る可能性もありますし、開始時期にも制約があります。

さらに治療が終わるまでの数年間は定期的に通院する必要があるため、手間がかかる上に治るとは限らないというデメリットがあります。
アレルギー源(アレルゲン)ごとに治療を行うため、いくつも同時にということはできません。

制約はあるし手間はかかりますが、治療を行っている医院・病院はわりと多いので、毎年ひどい花粉症にお悩みなら医師に相談してみてはいかがでしょう。

参考 舌下免疫療法ができる診療所・病院検索鳥居薬品の舌下免疫療法専門サイト

静岡県内の杉花粉はいずれ減る…はず

ここで静岡県民には朗報があります。

静岡県内では2014年から、従来の杉よりも花粉が80%以上少ない杉の木に置き換えられています。

静岡県森林・林業研究センター(浜松市浜北区)が、花粉量が従来の20%以下に抑えられるという夢のようなスギの苗木を開発した。今春から県内で出荷される苗木は、すべて花粉症対策済みの種に切り替わるという。

同センターでは平成23年から、「精英樹」と呼ばれ、成長が早く木材としての質が高い51品種のスギのうち、花粉が少ない品種を選んで交配を繰り返してきた。その中から、花粉量が一般的なスギの約10~20%しかない「低花粉種」を7品種、1~数%の「少花粉種」を8品種選定。25年から種を取り、苗木を育ててきた。

【花粉予想】静岡県で花粉症壊滅か? 発生量8割カットのスギの苗木開発 産経ニュース

従来のスギの2割の花粉しか出ない木が多く占めるようになれば花粉症は確実に楽になります。
いずれ春先にも肩こり、鼻水タラタラ、目がショボショボの悩みから解放されるはず。

最大の問題は、従来のスギが置き換わって何十年先に効果が出るか分からないこと…

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